CCR(BEST) MEAN TIME THE BEST OF NICK LOWE スネスタイル STANDING ON THE EDGE
  1stも最高ですが、元フレイミン・グルーヴィーズのクリスも加入してパワーポップ色が強まった(ラモーンズ色が薄まった)バラクーダーズ2nd(1983年)もイイです。20/20みたいな#1「Grammar Of Misery」。流れるようなメロディ・ラインはアーリー・パワーポップのお手本だ!#2「Bad News」もパワーポップ盤には欠かせない甘酸っぱいミドルチューン。メロディラインはサイモン&ガーファンクル「I Am A Rock」を彷彿とさせる。ガレージロック#3「I Ain't No Miracle Worker」はグルーヴィーズみたいな#でサーフ・ミュージック味はあるけど1stには無い感じ。#4「Be My Friend Again」はUKバンドらしい(1stはUSバンドみたいでしたが・・)陰りのあるメロディが特徴の#。#5「Shades Of Today」はすごく好きな曲。サビはキャッチーで1stの頃の底抜けな明るさも若干入れつつもしっかりパワーポップに仕上げていて◎。#6「Dead Skin」もグルーヴィーズを感じさせるロック#。キャッチーさは無いのだけど耳に残る。そして中盤のハイライト#7「Middle Class Blues」は名パワーポップでオススメ。個人的なパワーポップのひとつの理想系をみせてくれる曲。底抜けにキャッチーじゃないのがミソです。#8「You've Come A Long Way」はバーズのようなバックの音が素敵!そしてサビの意外な転調。#9「Ballad Of A Liar」は穴埋め#かな?と思いきや意外にサビのメロディが地味に効く。#10「When I'm Gone」は男気ハーモニーが効いたナキの#で個人的にはとても好きな#。#11「Eleventh Hour」、#12「Hear Me Calling」のラスト2曲がすこし楽曲的に弱いのですがアルバム全体としてみれば流れに沿ったロック#です。ソレを補うわけではないですがボートラ#14「Stolen Heart」は最高のポップ・ロック#です。最後までパパパ〜なイメージはないので1st大好きって方はスピーディーさに欠けて地味目なアルバムなのかもしれません。でも20/20やフレイミン・グルーヴィーズ好きはむしろこっちです。   スネオヘアーの1stフルアルバム。インディーズでもそれなりに実績を積んでデビュー。良い曲書きます。特にシングルの「訳も知らないで」「Over the River」「アイボリー」は◎。「自問自答〜」はインディーズ時代のバージョンの方が個人的には好きかな。声はバンプ似てますね。音もスピッツとバンプを掛け合わせてサニーデイを軽くふりかけた感じでしょうか。2ndもさらに良いので聴いてみてください。